2018年03月16日

美肌と睡眠の関係

 睡眠が肌に与える影響についてはご存知の方も多いと思います。
肌の再生は、寝ている間に起こります。起きている間は、血液の多くは脳に集まってしまうため、肌に充分な栄養が行き届くのは主に、睡眠中といわれています。 睡眠時間、睡眠の質がともに低いと毛穴やしわが目立つということも報告されている位、美肌と睡眠は切っても切り離せない関係と言えるのです。

「睡眠時間は多い方が良い」「6時間は必要」「午後10時~2時までのゴールデンタイムには必ず寝る」など色々言われていますが、果たして本当にそれが肌に良いのでしょうか?

そもそも、なぜ「睡眠時間は6時間あったほうがよい」などと言われるかというと、眠り始めの約3時間の間に「成長ホルモン」の分泌が盛んになります。睡眠中に約70%が分泌されるという成長ホルモン。成長ホルモンは、食べたものの栄養分を吸収し、身体(肌)の細胞分裂を促すホルモンです。内臓や肌の修復をしてくれるのに、約6時間かかるため、睡眠も6時間以上必要といわれています。 しかし、現代社会で働く私たちは夜遅くまで働いていたり、夜仕事をしている人も大勢います。中々、睡眠時間を確保できないのも現状です。

では、そのような場合どうしたらよいのでしょうか? それは「睡眠時間」を気にするより「睡眠の質」を上げることなのです。 成長ホルモンが盛んに分泌される、眠りについて約3時間が「睡眠の質」を上げる重要なポイントになります。

 

「睡眠の質」を上げるのに必要なこと<その1>

1つ目は、「自律神経のバランスを整えること」です。日中優位になる交感神経と、就寝中に優位になる副交感神経のバランスをうまく保つことがとても重要です。夜になっても交感神経が優位になり興奮状態でいるといつまでも寝つけなくなってしまい、睡眠の質を低下させてしまします。旅行に行く前はウキウキして寝つけない、考え事をしていると寝つけない、疲れているはずなのに寝つけない、などは交感神経が優位になっているからです。休みの日は昼過ぎまで寝る、寝だめするなどはバランスを崩してしまうことがわかりますね。

 様々な環境による刺激から、交感神経と副交感神経のバランスがくずれてしまいます。例えば、疲労やストレスだけではなく、光刺激もそうです。みなさんベッドに入ってからスマホを見ていませんか?夜遅くまでテレビを見ていませんか?その光刺激も「睡眠の質」をさげてしまう原因になるのです。 昼間はしっかりと交感神経を働かせて、夜は刺激をさけて副交感神経を優位にすることが「睡眠の質」をあげるために必要なことなのです。  

次回は、もう1つ「睡眠の質」を上げるために必要なことと、具体的にどのようなことをすればよいかについてお伝えいたします。

(文責:インストラクター 高樋 沙苗)