2019年12月11日

この夏の「日焼け」に関するアンケート調査~日焼け止め(サンスクリーン剤) について~

 

日本コスメティック協会および光老化啓発プロジェクト委員会は、
この夏の「日焼け」に関するアンケート調査を、共同で実施しました。
調査結果については、結果報告をご覧ください。

 

このアンケートより日焼け止め(サンスクリーン剤)について抜粋し、ご報告します。

 

日焼け止めの使い分け

 

Q. 日焼け止め(サンスクリーン剤)は、シーンによって使い分けていますか?

 

 

日焼け止めの種類をシーンによって使い分けている人は、262人でした。
常的に使用するものはSPF30程度で十分と言われていますが、
アンケートに回答した、協会サイトの閲覧者およびコスメティック協会の認定する資格取得者など、
一般の人より日焼けについてある程度の知識を持っていると考えられ人は、
この点を意識していることが解りました。

 

使用した日焼け止めのSPFおよびPAについて

 

Q. 使用した日焼け止め(サンスクリーン剤)のSPFおよびPAについて教えてください。

 

実際に、どのようなシーンでどのくらいのSPFおよびPAの日焼け止めを使用しているのか。
まずは屋内での日常生活です。

 

 

約40%の人が、屋内での日常生活では日焼け止めを使用していないという結果でした。
またここで使用している人に関しては、SPF30~50、PA+++の日焼け止めを使用する人が多く、
シーンによって使い分けている人が多いことが解りました。

 

次は買い物に行く時などの、屋外での日常生活時に使用する日焼け止めについてです。

 

 

ここでは日焼け止めを使用していない人は約10%と、屋内での日常生活に比べ減少します。
またSPF50+、PA++++の強力な日焼け止めを使用している人が約40%と、
直接太陽光線を浴びる機会となる屋外では、
SPF、PAともに数値の高いものを使用する人が多いことが解りました。

 

最後に、屋外でスポーツなどのレジャーをする時に使用する日焼け止めについてです。

 

 

長時間強い日差しを浴び続ける屋外でのレジャー時は、
日焼け止めを使用していない人は大幅に減り約6%でした。
また使用する日焼け止めも、SPF50+、PA++++が60~70%を占め、
ここでもシーンによって使い分けている人が多いことが解りました。

 

日焼け止めを選ぶ基準

 

Q. 使用した日焼け止め(サンスクリーン剤)を選ぶ際に、重視した点を教えてください。

 

最後に日焼け止めを選ぶ際に重視しているものについてです。
こちらは複数回答で、重視しているもの全てを選んでいただきました。

 

 

シーンによって日焼け止め使い分けている人が多い結果からも解るよう、
実際に日焼け止めを選ぶ際に重視しているものは、やはりSPF値、PA値でした。
そのほか使用感を重視している人も多く、
日常的に使用するためには着け心地も重要であることが解りました。

 

以上が、今回実施したアンケートの日焼け止めに関する結果です。

 

SPF値、PA値について

 

アンケートの結果を踏まえ、日焼け止めについて、改めて復習したいと思います。

 

◇ SPF値(サンプロテクションファクター)
  ・表皮を赤くさせ炎症を起こす、UVBを防ぐ効果を示す
  ・最大50+の製品がある
  ・日焼け止めを塗らなかった時に比べ、赤くなるのを何倍伸ばせるかで表す
   (例)SPF30とは…
    10分で日焼けする人を300分日焼けしないようにできる。(正しく塗れば)

 

◇ PA値(プロテクショングレイドオブUVA)
  ・肌を黒くするUVAを防ぐ効果を示す
  ・最大++++の製品がある
  ・UVAの防御効果を+で表す

 

なおこれらは、生活シーンに適した数値が発表されています。

 

 

また、皮膚の健康研究機構が推奨している日焼け止めの選び方・使い方は下記です。

 

①UVBとUVA両方に、できれば近赤外線(NIR)にも有効なものを選ぶ
②SPFは15以上、PAは+以上のものを使う
③少し厚塗りになるように塗る
④汗で流れたりしたら、塗り直しをする

https://www.hikari-rouka.org/knowledge/sunscreen/


太陽光線を長時間・無防備に浴びると、しみ・しわ・たるみといった肌の光老化がおこり、

さらには皮膚がんを生じることもあります。
必要に応じてウオータープルーフを選ぶなどにも考慮し、
シーンにあった日焼け止めを日常的に適切に塗り、日頃から十分な太陽光線対策を行いましょう。